2月の下旬から茄子やトマトやピーマンなどなど、多くの作物の種を蒔き、育苗するという実に大切な仕事を
ひっそりとしています。
薄っぺらいカサカサな種。
ちびっっこい掴むのもやっとな種。
これらが土の中で着実に変化を遂げて、ある日突然全く違う姿で顔を出すのです。
実に劇的で、これぞ設計という神秘。
写真ではあまりにも地味で、伝えられないこのもどかしさよ。
『発芽 神秘』と検索すると、この神業に魅了されている人が多い事に気が付きます。
私が感じる神秘とは「すごーーい!」ではなく、この知性のない小さな種に与えられた知恵は全て設計図として組み込まれているという感動と、設計者なくして設計図は存在しないという神を確信する感動です。
そんな感動がいっぱいに芽吹く佐藤農園が、4月に入り慌ただしく動き出しています。
今日は里芋・生姜の植え付け、落花生の種まきをしました。
その際畑で見つけた設計図。
去年のじゃがいも「アンデスレッド」。
収穫されないでいた隠れ上手なお芋。
厳しい寒さを乗り越えて
春の暖かさが設計図が作動させ
立派に成長していました。
息子が大事そうに植え付けてくれました。
写真を撮っていたら、ミミズがひょっこり顔を出しました。
まるで春の暖かさを満喫しているかのようでした。
(見つけられましたか?)
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