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執筆者の写真佐藤農園

2022年8月12日 美味しさの予感

太陽ギラギラの夏真っ只中、カボチャの収穫が始まっています。

日本ではカボチャを冬に食べる習慣があってか、冬の野菜のように思う方もおられるかもしれませんが

カボチャは夏野菜に分類されます。

収穫直後は水分が多く甘味が少ないため、1ヶ月ほど涼しいところで保管して追熟させ

十分に甘みを乗せてから出荷されるので、多く出回るのは秋以降になります。


強い日差しに晒されてしまったカボチャくんが、暑さでパッカーーと横一直線に割れてしまった・・・

このまま1ヶ月は放っておいたら、カビたり虫のお家になってしまうし

立派なカボチャに育ったのに捨てちゃうのは忍びないし・・・よし、スープにしてしまえ。

おぉ〜。

重み、よし。

色ツヤ、よし。

硬さ、よし。

香り、よし。

種の厚み、十分!


採れたてなのに、美味しいカボチャの条件をほぼ満たし、

カボチャらしい甘みを感じる香りにワクワクしながら

バターで炒めてペーストを作っていきます。




ふぉふぉー。

採れたてなのに、もうカボチャらしい粉っぽさ。

採れたてなのに、最高に美味しいカボチャスープになってしまった。

採れたてなのに、こんなに美味しかったら

1か月後、どんなカボチャになっているのかしら。

もう美味しい予感しかしないではないか。


カボチャが最高に美味しくなる頃、また1つの季節が巡ります。

「地球から、種まきと収穫、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜がなくなることは決してない。」

約束された通り、一年を通じて楽しませていただいていますね。

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