太陽ギラギラの夏真っ只中、カボチャの収穫が始まっています。
日本ではカボチャを冬に食べる習慣があってか、冬の野菜のように思う方もおられるかもしれませんが
カボチャは夏野菜に分類されます。
収穫直後は水分が多く甘味が少ないため、1ヶ月ほど涼しいところで保管して追熟させ
十分に甘みを乗せてから出荷されるので、多く出回るのは秋以降になります。
強い日差しに晒されてしまったカボチャくんが、暑さでパッカーーと横一直線に割れてしまった・・・
このまま1ヶ月は放っておいたら、カビたり虫のお家になってしまうし
立派なカボチャに育ったのに捨てちゃうのは忍びないし・・・よし、スープにしてしまえ。
おぉ〜。
重み、よし。
色ツヤ、よし。
硬さ、よし。
香り、よし。
種の厚み、十分!
採れたてなのに、美味しいカボチャの条件をほぼ満たし、
カボチャらしい甘みを感じる香りにワクワクしながら
バターで炒めてペーストを作っていきます。
ふぉふぉー。
採れたてなのに、もうカボチャらしい粉っぽさ。
採れたてなのに、最高に美味しいカボチャスープになってしまった。
採れたてなのに、こんなに美味しかったら
1か月後、どんなカボチャになっているのかしら。
もう美味しい予感しかしないではないか。
カボチャが最高に美味しくなる頃、また1つの季節が巡ります。
「地球から、種まきと収穫、寒さと暑さ、夏と冬、昼と夜がなくなることは決してない。」
約束された通り、一年を通じて楽しませていただいていますね。
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